YouTube急上昇ランキングの常連、椎名林檎。本日リリースのMVでは3人のAya Satoが夜の東京をお練り〜、って、どう考えても、ただではすむはずがないでしょう。
銀座和光の時計台から下界を見やる椎名林檎 - 鶏と蛇と豚
椎名林檎 - 鶏と蛇と豚 - YouTube
椎名林檎
2019/05/21 に公開
5年ぶりの新作オリジナル・アルバム『三毒史』収録。目を見張るというか、衝撃の映像は事実婚のお相手、映像ディレクター児玉裕一氏によるものです。
いきなり「般若心経」で始まっております。空即是色⇔色即是空。この世は無常。移ろふもの。そうそう、徒然草…それは崎山はんでんがな。やってられへんわ〜♪ということで、林檎&Aya劇場の幕開けといったとこでしょうか。オリンピックも近いしね!
3つのタイプのAya Satoが、仏教における「三毒」、つまり「むさぼり」「いかり」「おろかさ」を表現している、とのことです。このAya、めちゃくちゃイイんですけど、あわれ人間の愚かさを銀座和光の時計台から見下ろす林檎のショットも無常観あって素敵わ。そもそもこの曲の時代がかったわざとらしいまでのゴージャスさ、結構好きです。
「新宿の目」とは何なのか?
このMVで活躍している「新宿の目」ですが、一体何なのかというと、新宿西口スバルビルの地下にあるオブジェです。
1969年に彫刻家・宮下芳子が制作。高さは3.4m、横幅は10m。内部には照明が埋め込まれており、瞳の部分が回転するそうです。
ええええ! 光って回転すんの? 言ってよ!
そういえば瞳が回転するところが上のMVの2:55にありますね! 画像操作かと思ってましたが。
須藤さんとこも「新宿の目」にはお世話になっておりますね〜。
EveのMVにも「新宿の目」…
そんな愛される「新宿の目」が終了?
去年のニュースですが、「目」がついているスバルビルの解体で撤去か?という話です。ビル解体のスケジュールわからないんですけど、今月時点でまだ存在してます。ここで待ち合わせしたもん。新宿駅ってごちゃごちゃしてるから、一発で分かる場所で便利なのになぁ。
一時期流行った大型パブリックアートっていうのは、再開発時にこうして進退が問われるものですね。「新宿の目」は愛されてる例ですけど、なかには酷い駄作もあって、そういうのはやっとサヨナラできるいい機会なんですが。
通信速度100倍の5G時代来るし、「新宿の目」も生まれ変わって…バーチャル化したらいいんじゃないの? 固定化されたものは壊れるんだから。色即是空。「この世はむーじょ〜 みんなわかってるのさ♪」
結論
「新宿の目」も三毒に翻弄される人間たちを見守ってきたのであろう。お疲れ様でした。
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