わが大君に召されたる
生命光栄(いのちはえ)ある朝ぼらけ
讃えて送る 一億の
歓呼は高く 天を衝く
いざ征け つわもの 日本男児!
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memo
講談社が作った戦時歌謡。たしかに、のちのテレビアニメの主題歌に通じるノリがあり、軍隊で制作した歌と異なる雰囲気である。
さて、わたしが軍歌を取り上げていることで戦争を礼賛しているようにとられるかもしれませんが、そういう意図ではありません。ただ、わたしは日本で愛唱された歌(歌詞)を知りたいと思っているだけです。そして、歌は時代と歩調をそろえます。その意味で戦時下に歌われた歌は、日本の歴史とその時代を生きた人々の心情、時代の空気を知るために、無視できない、極めて重要なものと言えます。