復活したSunflower / Orangestar feat.夏背.【歌詞】は今眩しすぎて

今、ヴァルナブルな、傷つきやすい心にしみる季節外れの花の歌、聴いてください…Orangestar feat.夏背.で「サンフラワー」。

Sunflower / Orangestar feat.夏背.

https://youtu.be/-wzLZ6Ti7-Q

Sunflower / Orangestar feat.夏背.
796,887 回視聴•2020/04/16
Orangestar チャンネル登録者数 32.4万人

何といっても、このめくるめくようなギターのリフレイン(Ebm B Gb Bb)が素敵です。
透明でロマンチックでありながら、実は底が見えないほど深い淵がすぐそこにあるのではないか、とおもわれる夏の河辺。生きているか死んでいるのか不明なオフィーリア(←絵はオフィーリアだけど、音楽はラヴェルです。典雅なムードがあってたんで)といった雰囲気。

Sunflower / Orangestar feat.夏背.【歌詞】

曲: Orangestar
詞・歌・絵も:夏背.

月を渡って行けば
花に足跡を付ければ
振り返ってくれるだろう
振り返ってくれるだろうか


隙間から漏れる星明かりが
ぼんやりと貴方の顔を照らすように
この気持ちの輪郭を
照らしてくれたらいいのに


海の揺らめきと
地球の呼吸だけ
思い出すのは貴方の
思い出すのは貴方の


向日葵の方を見れば
日陰に私が立てば
振り返れば貴方が でも
目が合わないのは何故か
突然に聞こえたギターの音が 合図だったの
弱かった?一人で行けないと
言われて ああ 気付いたの


海の揺らめきと
地球の呼吸だけ
思い出すのは貴方の
思い出すのは貴方の


涙拭う風と
月の寝息だけ
忘れたいのは貴方の
忘れたいのは貴方の
海の揺らめきと
思い出すのは貴方の
思い出すのは貴方の

 

こーれーねー、なんか、感動し過ぎちゃって、全部聴けてません。
思い出すのは貴方の 思い出すのは貴方の」
のところで、もう、聴けない。無理。
この時期、この曲に巡り合えて幸せです。
落ち着いたら、全部聴きますが。皆さんはどうぞ、ぜひ全部お聴きになってくださいませ。

絶望・疑心暗鬼が跋扈する春だから

武漢の悲惨から始まり、マスクの奪い合い、海外のロックダウンの阿鼻叫喚、国内でも一進一退の増減を繰り返す感染者数、人気者の死、緊急事態宣言&三密令、とヴァルナブルにもならざるを得ない今。人は弱いあまり、かえって攻撃的になってしまいます。そんなときに忍び寄る陰謀論の耳打ち。

加害者にはいつでも誰でもなれる 仮令(たとえ )考えず共(とも)
御座形(おざなり)な 言葉も凶器となる 果敢無(はかな)き人の尊厳

東京事変 - 永遠の不在証明

しかし、こんな時にこそ「平常心」を取り戻し、冷静になるべきなのでしょう。

「ウイルスの次にやってくるもの」

https://youtu.be/rbNuikVDrN4

日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」
1,227,584 回視聴•2020/04/21
JapaneseRedCrossPR チャンネル登録者数 1.51万人

「恐怖に飲み込まれずに」 人間性を保つには、「Sunflower」が必要なのではないでしょうか。今、芸術家は対面発表という活躍の場を奪われていますが、実は今こそ芸術やクリエイティビティ、そしてユーモアが求められている時です。

コロナで【暇なので】MVを解説するザ・リーサルウェポンズ 

https://youtu.be/QBCjyqUoNws

【暇なので】ザ・リーサルウェポンズ 全MV解説
33,106 回視聴•2020/04/12
イロモンレコード チャンネル登録者数 4.32万人

「解説」しているのはアイキッドであって、ジョーは単なるオンライン酔っ払い。

 4年ぶり復活の春、蜜柑星

さて、Orangestar(蜜柑星)さんは4年前に活動を停止なさっていたのです。
下記の曲は当時のものですが、やはり、儚げな美しいメロディと繊細ながら非常に前向きでしたたかな成熟した強さを感じさせるメッセージは共通するものがあります。

MV『快晴』Orangestar feat.IA

https://youtu.be/BwGpXK3W6tE

MV『快晴』Orangestar feat.IA
6,902,829 回視聴•2017/08/31
Orangestar

作詞・作曲:Orangestar

泣いていたって空は晴れるよ
君が濡らしたって滲まないほど
あがいていたって空はお星を降らすから
まぁ、生きていくよ

さらっと歌っているこの言葉、とても芯が強い。
寄り添いつつも、甘すぎない。さすが。

まとめ

歌の使命を果たしている。そんな歌だと思います。さらっと。

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