37. 並木路子【リンゴの歌】サトウハチロー「赤いリンゴに くちびる寄せて」1945

https://youtu.be/dhqcc3Zje8Q

V
A赤いリンゴに くちびる寄せて
Daだまって見ている A青い空
リンゴは何にも いわないけれど
リンゴの気持ちは よくわかる
リンゴKa可愛いや Ka可愛いやリンゴ

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memo
天才による作詞。敗戦時はあまりに辛いことばかりあり過ぎて、なにも言えない。そのリアルさ。(アオイホノオ風)
そんな時にさえ、日本人にはkawaiiがあり、それはイノチを表す概念だったとは。

並木路子
1945年(昭和20年)3月9日、10日の東京大空襲で母親を亡くしている。彼女自身も、左目を痛め、後遺症となった。その他、次兄と父も戦争で、乗艦していた船がアメリカ軍の潜水艦に撃沈され死亡している。その上、立教大学の学生で初恋の人・上田四郎も学徒出陣による特攻隊出撃で亡くしている。よく「親類を戦争で全て亡くした」という記述を観ることがあるが誤りで、当時既に結婚していた姉と長兄(ただし東京大空襲当時は音信不通状態にあった。戦後しばらしてから復員)は無事であった。
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