12. Perfume【微かなカオリ】中田ヤスタカ「ねぇ ふわっと香る ヒミツの恋に」2011

https://youtu.be/vjBRxHq_mxM

H
ねぇ ふわっと香る ヒミツの恋に
キミはきづいてくれたかな?
好きだよ さりげないこと だけしか伝えられないけど
やさしいキミの ホントのキモチ
知りたいんだけどこわいから
隠してしまうんだよ 恋してる微かなカオリ
キモチとカオリは実は同義と思っています。
V
二人でいられる理由を いつも探していた
一緒にいたいなんて言えない関係だし
キミのすきなものにもくわしくなっていくうちに
このキモチも大きくなってしまったよ

C
ねぇ ふわっと香る ヒミツの恋に
キミはきづいてくれたかな?
好きだよ さりげないこと だけしか伝えられないけど
やさしいキミの ホントのキモチ
知りたいんだけどこわいから
いつもと変わらないこと だけしか話せないんだよ
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memo

昔男ありけり。女のえ得まじかりけるを、年を経てよばいたりけるを(伊勢物語)。
これも和歌を感じる。
この場合はカオリでいいと思うんだけど、匂いと香りの使い分けって難しいと英訳してて思う。なんでもかんでも香りにすると、へんだなぁと。匂いって臭いイメージもあるけど、場合によっては、エロさや実存感がでて、そこがいい。香りは植物系フレグランスって感じがする。そういう意味で「いい匂いのお姉たん」を「いい香りのお姉たん」より好きである。しかしこの歌を「微かなニオイ」だと、ファブリーズのCMとか、特捜部とか、変態とかになりそうなのでやはり「カオリ」一択であろう。