米津玄師 「Flamingo」影響元、正解は「島唄」(沖縄民謡)でしたの巻 / Shimauta in Okinawa and Flamingo- Kenshi Yonezu

米津玄師 「Flamingo」影響元について、昭和歌謡だ、清元節だと散々考察を重ねておりました。しかしこちらのインタビューによると「島唄」(沖縄民謡)を取り入れたとのことでした!

2020.08.23追加

「Flamingo」には、不思議な和の要素と厭世観があるように思いました。

最初、フォルクローレがやりたかったんです。スペインの民族音楽というか、アコギでジャカジャカ弾き語りながら歌ってたんです。で、なんか気が付いたらこんなジャパニーズテイストな感じになってました。沖縄民謡がめちゃくちゃ好きだったんですよ。グインって言うらしいんですけど、沖縄民謡独特の歌い方を一人で練習してて、何か使えるなみたいになって、そのフォルクローレっぽいやつでやってみたりしてたら、それにどんどん引っ張られて、気が付いたら民謡ファンクになっていました(笑)。どんどんコブシを入れたりして、自分でもゲラゲラ笑いながら作ってましたね。これ大丈夫かな、みんなついてこれるかな、って。

 

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貴重インタビュー 米津玄師 楽曲の秘密 - YouTube

2018年

沖縄民謡って一口に言っても色々あるんで、どの曲がどう影響を与えたのかまではわかりません。ご本人のとーーてもリッチな音楽的バックグラウンドに培われたセンスですくい上げた結果があの名曲なのです。で、参考までに沖縄の曲、というか、沖縄の島唄に影響を受けた曲聴いてみよう、という記事です。

で、曲ですが、古典、THE BOOM、夏川りみさんもいいんですが、ちょっと違うとこからということで坂本龍一教授です。教授はいわゆる島唄ブームのはるか以前から沖縄民謡を取り入れていたことをわたしは記憶しています。以下の曲は最近の曲ですが、さすが美しい!! 鳥肌立ちました。

うないぐみ+坂本龍一「弥勒世果報 (みるくゆがふ) - undercooled」 - YouTube

2015年発表

さすが、世界のサカモト、洗練度が半端ないです。愕然!

 

こんどは2002年に「島唄」を世界的にリバイバル・ヒットさせたアルフレッド・カセーロ版をどうぞ。

"Shima uta" by アルフレッド・カセーロ

Alfredo Casero - Shima uta (島唄) High Quality [+Bonus] - YouTube 

2002年発表

アルフレッド・カセーロさんって、アルゼンチンのコメディアンだったんですね…。このMV、アニメとか処理が面白い。とにかくすごい迫力。地平線を感じる歌。

 

"Hana"  by アルフレッド・カセーロ

Alfredo Casero - Hana (subtitulada) - YouTube

これ、かなりしっくりきてしまうなぁ。吉幾三思い出してしまった。

 

では今朝はこの辺で。

毎度あり〜  次はもっと大事にして〜♪ 

 

米津玄師についてはこちらの記事もどうぞ☆

いちおう、吉幾三も…

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